
掲題の映画を大阪のサントリーミュージアムまで見に行ってきた。
特にストーンズの熱狂的なファンでもなく、サントリーミュージアムが年末で休館となり、それに伴って世界最大級のスクリーンを持つIMAXシアターも営業休止となる見込みで、こりゃイッパツ見に行かないかんでしょう、というのが行った理由。
IMAXというシステムには結構思い入れがあって、初めての海外旅行で行ったオーランドのディズニー・ワールドで見たIMAX映画の体験が強烈だったのだ。
現在のIMAXのスクリーンは正方形に近いものだが、当時のそれは通常の映画の倍くらいに横長で、それを湾曲したスクリーンに映すものだから映像に囲まれ、強い没入感が得られたものだった。
その時に見たのは、飛行機が山の上を飛んでゆくだけのものだったが、見終わったときには足元がフラフラするほどの臨場感だったのだ。切り立った崖の上に出たときは、もう股間がスースーで大変だった。
そんな体験をストーンズの映画で得られたら凄いよね、と思って 6,000円を超える交通費をはたいて見に行ったのさ。ボクの期待感が分かる? 足元フラフラどころか、頭クラクラの茫然自失みたいなのを期待していたわけよ。
結果は、残念ながらスクリーンがでかいだけの映画だった。何といっても、カメラワーク、編集が通常の映画と同じようなもので、IMAXの特性を生かしたものになっていないことが問題。ボクのような過剰な期待を抱いていない人にはOKな映画かも知れない。
それと強い違和感があったのは音。「シャイン・ア・ライト」でもそうだったのだが、映像に登場する楽器の音を大きくするってのはライブ体験を求めるであろう観客にはライブ感覚を損なうものでしかないと思う。
最も臨場感があったのはエンドロールが流れている最中の音。スタッフの無線通話や観客の声が横や上のスピーカから聞こえてきて、隣の客が呟いているのかと思ったほど。
エンドロールのところで帰った人が居たけど、一番いいところを見逃し(聞き逃し)たわけだ。
音楽系の映画は外ればっかりだ。
Recent Comments